2008年5月15日 11:53
第2回定例会は月末から
予算議会が終わったのもつかの間、今月末からは第2回定例会が始まります。
第2回定例会から新年度のスタートになりますので、所属する常任、特別委員会も変わります。
昨年度に引き続き、今年度も一般質問あるいは議案関連質問に立ち続け、みなさまの声をしっかりと議会に届け
■新銀行東京のゴタゴタの正体
記憶に新しい東京都議会における新銀行東京への追加融資決定のニュース。みなさんはあのニュースに接して何を感じましたか? 私は議会に身を置く立場から、地方議会が抱える根深い問題を意識せざるを得ませんでした。ご存知の通り、地方議会の場合、政治の形態は二元制となっています。
つまり首長( 市長や県知事) も市民が直接選挙で選びますし、議員も市民が直接選挙で選びます。
本来、首長と議会は常に緊張感をもって是々非々で議論をすべきなのですが、現実はそうなっていません。議会はオール与党になっているのが現状です。首長選挙のときに、候補者を担いだことが与党としての意識を強くさせるのです。ですから、あれだけ都民から反対を受けながら、東京都議会では自民党も公明党も追加融資を認めたのです。
■議会改革こそが近道
この1年間、ゴミの過料条例にはじまり、横浜市救急条例や新市庁舎建設の是非など市民のみなさまの観点から考えて「どうなんだろう? 」と思う案件が次々と議会で可決されました。議員一人ひとりと話をすると、「いや、僕は反対なんだけどねぇ・・・」と言っている条例や予算が、なぜが集団( 会派) になると可決されるという不思議な状態。
そこで今年1 年は議会改革を訴え続け、有志を募って1 つずつ手を打っていきたいと考えています。議会改革というと、みなさんからは遠い話のように思うかもしれませんが、そんなことはありません。前述した新銀行東京を例に取るまでもなく、議会がしっかりしなければ、そのツケを払わされるのは私たち市民なのです。
■三重県議会に続け!
今、議会改革に最も熱心な議会は三重県です。先日、私は三重県議会が主催する議会改革推進シンポジウムに参加してきました。三重県では議会の会期を国会並みの
230日に増やし( 横浜市は大体1 0 0日程度)、いつでも議会を開催できる状態にしています。
会期が増えると何が変わると思いますか? 大きな効果としては専決処分が減ります。本来、議会の議決を経なければいけない案件で、「議会が開かれていない」という理由で、議会が事後承諾することを専決処分と言います。専決処分の数が一年で結構あります。つまり議会が果たすべき役割を果たせていないのです。これを減らせます。
「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、一事が万事。議会の役割を果たせていない状況を変えようともしない議会を行政は馬鹿にしています。少なくとも私はそう感じています。いや、私だけではありません。かつて鳥取県知事として現場をよく知っている片山氏も私が参加した議会改革推進シンポジウムで同様のことを指摘していました。曰く、「議会は簡単に条例を可決し過ぎる。修正もしないのは怠慢だ」。
あるいは「議会は学芸会。役人が書いた答弁をただ読むだけの議員が多すぎる」、など。県知事という立場から議会と向き合ってきた人も私と同じことを言っているのです。とにかく、この1 年、議会を少しでも正常な状態に近づけるべく、粉骨砕身働いていきたいと考えています。
