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No.9 新市庁舎建設の是非について(2008年3月号)

最初に私からお詫び

お気づきかと思いますが、年初より街頭演説の回数が減っています。
多くの市民の方から「どうしたの? 」とメールでお問い合わせを頂いています。
子育て上の諸般の事情により街頭演説が減っていることをお詫び申し上げます。
「投票所に足を運んだ市民のみなさまの政治への期待を裏切ってはいけない」「政治をもっと身近に感じてもらい、市民の声が正しく届く政治を実現したい」との考えから街頭演説を続けてきた私にとって、今の現状に対して忸怩たる思いを抱いています。
少しずつ以前のような状態に戻していきたいと考えていますので、よろしくお願い致します。

■1 3 5億円の説明責任は?
今月号は新市庁舎建設問題と政務調査費について取り上げます。現在、開催中の議会で平成1 9年度補正予算が議案になり、私はこれに反対しました。
理由は補正予算の中に1 3 5億円を計上して、土地を購入することになっているからです。さて、ここでみなさんにも一緒に考えて欲しいのです。一体何のために1 3 5 億円を計上して土地を買うのだと思いますか?驚くことに市当局は「新市庁舎を建てるかもしれないし、関内地区の再整備用地として活用するかもしれないし、まだ決まっていない」と言うのです。
何に使うのか決まっていない土地の購入を議会は認めるべきではない。

少なくとも、これだけ財政が厳しいと言われている中ですから、尚のことです。百歩譲っても、土地の購入は投資行為ですから、事前にリスクとリターンを見積もらなければいけない。企業では当たり前のことです。それが出来ていないのに、補正予算を通すべきで
はないというのが私の考え。市民のみなさまから説明を求められた時に、議員として納得のいく回答ができません。
しかし、「土地の利用目的は決まっていない」というのは恐らく建前です。2 0 0 7年の常任委員会の議事録をみれば、新市庁舎を建設しようとしていることは明らかです。

■議会がもっと議論すべき
ここで断っておきますが、私は新市庁舎整備はあってもいいと思っています。今、首都圏はいつ大きな地震が来てもおかしくないと言われている状況ですから、市民の財産( 個人情報など) を守る市庁舎や区役所は堅牢であるべきだと考えるからです。加えて、関内地区の現状は機能があまりにも分散されており、業務の効率化という観点からも、なるべく一箇所に集中させた方がいいと思います。問題なのは、こうした議論を議会が十分に尽くしたとは言えないことです。

新市庁舎整備がどういう観点から必要か、その際財政出動はどの程度か、道州制導入が議論されている中で本当に新市庁舎を整備していいのかなどを委員会ではなく、議員全員が参加する全員協議会などを開催して議論すべきだと思うのです。少なくとも、そうした徹底した議論を尽くさなければ、仮に新市庁舎を建設するとしても、その理由を市民に説明できません。

私は土地を購入した既成事実をもって、議会が新市庁舎建設にゴーサインを出したことになってしまうことを危惧しています。
現在、開催中の議会において、私は議案関連質問および反対討論の計2 回、上記の問題点を議会で指摘しました。横浜市会のホームページで録画放送が公開されていますので、ぜひ、そちらをご覧下さい。

■政務調査費、領収書公開へ
選挙の時、私が公約に掲げた「政務調査費の領収書、公開」がいよいよ平成20年度から実施されることになりました。1 円単位での公開ですから、使い道は完全ガラス張りになります。
近隣自治体をみても、横浜市だけでなく神奈川県や川崎市も平成2 0年度から一斉に政務調査費の領収書を全面公開するよう条例を改正しました。
「どうせ、自分一人が選挙に行ったところで政治は変わらない」と諦めてしまう方がいらっしゃいます。

でも、それは違います。今回、横浜市だけでなく神奈川県や川崎市まで条例改正に至ったのは、1 年前の統一地方選挙で政務調査費の透明性を高めるべきと主張する候補者の多くが議会に送り込まれたからなのです。みなさんの投票行動が議会を変えたのです。地方分権が叫ばれる昨今、今後地方議員の役割は大きく変わります。政策立案能力が問われる時代になっていくでしょう。政務調査費の公開はこうした時代の流れの中に位置付けることができます。市民の声を正しく議会に伝えるために、政務調査費が使われているか、ぜひ、チェックして頂きたいと思います。

■サポーターズクラブのお誘い
この1年、後援会組織を持たずに活動してきました。その中で市民の方より「伊藤さんを応援したいが、そういう組織はないのか? 」というお問い合わせを頂戴していました。そこで平成20年度に「伊藤ひろたかサポーターズ倶楽部」を結成します。
従来の後援会組織とは異なり、非常に緩やかな組織にしようと考えています。同倶楽部に入会したことで、何か活動を強制されることはありません。定期的なレポートの送付と各種イベントのご案内をしたいと思っています。入会無料で考えています。
後日、詳細をご案内しますが、希望者がいましたら連絡を下さい。