DeNAベイスターズが見せた未来予想図と問われる横浜市の覚悟

「夢がある」。やられました。DeNAベイスターズが横浜スタジアムのTOBが成立した記者会見で、池田社長が短く、そして力強く語った「夢がある」。私は記者会見に参加したわけではありませんが、ベイスターズのウェブサイトを見れば、彼らの本気が分かります。

 

そして話題になったのがDeNAベイスターズが示した一枚の未来予想図です。スポーツ雑誌「Number」のウェブサイトにイメージ図が載っているので、見てください。ライトスタンドを取り壊し、横浜スタジアムを公園に開いています。その先には日本大通り、象の鼻パークと続きます。「横浜スタジアムを単なる野球場ではなく、街と一体化していく」(Number記事より)という強烈なメッセージ。

 

ベイスターズの、この強烈なメッセージに対して横浜市はどう応えるのか。実は問われているのは横浜市だと私は思います。正直、お株を奪われたとさえ言ってもいい。ベイスターズが記者会見で今後のボールパーク構想を推進する上で9つの柱を発表しています。なんとその中に「LANDSCAPE・景観」が入っているではありませんか。

 

今までスポーツチームで「景観」を打ち出した球団があったでしょうか。景観がボールパーク構想に、ひいては同社のベイスボール・ビジネスに重要なファクターだと宣言したわけです。これは特筆すべきことだし、これまで景観行政を標榜してきた横浜市にとって、ベイスターズとどう関係を構築していけるか、その覚悟が問われています。

 

もちろん、このイメージ図を実現していくには、ハードルがあるのも確か。しかし、そのハードルに対して「(イメージ図を実現)できない理由」を横浜市が並べるのか、それとも「(イメージ図を実現するために)何がやれるかの具体的な対応」を横浜市が考えるのか。

 

横浜スタジアムのTOBによって加速するボールパーク構想は横浜市にとって、新たな公民連携を進めていく、一つの試金石になるでしょう。少なくとも私は横浜市は積極的に取り組んでいくべきだと思います。これまで議会で誰よりも新しい公民連携、稼ぐ公共空間と賑わう公共空間の実現を提案していた者として、このイメージ図を実現するために、汗をかいていきたいと思います。さぁ、ワクワクしてきました!
 

your action is our future!〜最高にワクワクする横浜を、つくろう。