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インターネット・ユーザーからの10の質問に答える【質問4~7】

前回のエントリの続きです。


【質問4】国民の声をより政策に反映させるために、新しい施策を取り入れることについて、どうお考えですか。もっとも緊急に取り組むべきものをお選びください。


A:パブリックコメント制度の位置付けを明確化し、さらなる拡充を図るべきである
B:審議会の委員構成を公募とする等、国民の声をこまめに政策決定過程に反映させるべきである
C:インターネットを使った政策募集、議論の場の提供といった、新たな制度を導入すべきである
D:現状の制度で十分である


【回答】   A
より国民の声を反映させやすくするという意味では現状を改善する必要があります。そうしますとA、B、Cの選択肢のいずれかになるわけですが、審議会は一般公募したとしても、やはり人数が限られるという意味において必要な組織ではありますが、十分ではありません。そこでAかCかという選択になるわけですが、理想を言えばCですが、まずは既にあるパブリックコメント制度を整備し、より広範な声を拾える努力をすべきと考え、A。パブリックコメント制度のさらなる拡充の先にはCという選択肢が表れると思います。


【質問5】今年6月から、対面販売ができないことを理由に、インターネットでの医薬品販売が原則禁止されました。これに対しインターネット事業者等は、「インターネットでの医薬品販売は対面販売より安全性が高く、利用者も必要としている」と主張、販売の継続を求めて提訴していますが、どのようにお考えですか。


A:インターネットでの医薬品販売は禁止すべきである
B:従来どおりにインターネットでの医薬品販売を継続すべきである


【回答】   B
基本的には規制すべきではありません。インターネットで買うのも、店頭で買うのも消費者の自由です。ネット販売に対する不安や問題点を指摘する声もありますが、ネットでの購入が不安な人は店頭で買えばいいだけの話だと思います。一律規制するという当たりに、今の日本という国が根本的に抱える問題、つまり中央省庁が国民の箸の上げ下ろしを決めるという構図が見え隠れしているような気がします。


【質問6】近年、国会や行政の場で、インターネット上の違法有害情報の流通を防ぐための施策が検討されています。この点について、教育によって情報リテラシー向上を図る、ネットサービスへの法規制強化による違法有害情報の発信の抑制、国家が違法有害情報の受信を阻止する技術の導入を行う、という3つの考え方がありますが、どの方法に軸をおいて対応すべきとお考えですか。


A:情報リテラシー教育を進めて、個々の利用者が違法有害情報への対処法を身につける
B:事業者に対する規制を強化し、業界努力によって違法有害情報の発信が抑制されるようにする
C:違法有害情報の受信を国家が阻止するような、法的・技術的な仕組みを導入する


【回答】   AとB
この手の問題は解は1つではないと思うので、あえてAとB。都市計画に一定の基準があるように、建築物にも一定の基準があるように、インターネット空間においても一定の基準はあってしかるべきだと考えます。だからBを選びました。難しいのは、土地や建物と違い、インターネットには国境がないこと。違法有害情報の発信を抑制するといっても、海外サーバを利用したもの、海外事業者のコンテンツなどへの対応は難しいのが現状。だから、基本はAだと思っています。利用者の情報リテラシーを高め、対処方法を身に付ける以外にありません。時間を要するでしょうけど、Aしかないと思います。Aを達成するまでの現実解としてB、それが私の考えです。


【質問7】小中学生の携帯電話の利用について、一律禁止すべきであるという意見の一方で、保護者からは子供たちへの通信手段の必要性を訴える声が出ています。この問題について、どう対応すべきとお考えですか。


A:小学生、中学生共に利用を一律に禁止すべきである
B:条例等で規制するのではなく、保護者の選択に任せるべきである
C:小学生、中学生共に利用させても良いが、使い方について教育を行うべきである
D:持たせる年齢については、持たせるか否かも含めて、今後調査と検討が必要である


【回答】   B
これは基本的には家庭の中の問題であって自治体で議論すべきことではありません。問題なのは、通信手段としての利点だけに注目し子供に携帯を持たせている親が、子供に一定のルールを課していないことにあります。何の目的で携帯を持っているのか、何に気をつけて携帯を利用すべきなのか、家庭の中でしっかり話し合っておけば、それで済む問題ではないでしょうか。我が家も2人の子供がいます。あと5年もすれば小学生になりますが、基本的には携帯電話は持たせないつもりです。それには理由があって、携帯が便利過ぎてしまい、本来、顔を見て話さなければいけないような事がメール一本で済んでしまう、つまりコミュニケーションが家族の中でさえ尽くせない可能性が高いからです。そういえば、今は男の子が女の子に、女の子が男の子に告白するのもメール一本だそうですね。時代の変化といえば、そうなのかもしれませんが、ラブレターを書いたり、もらったりしていた私たちおじさん世代には、ちょっと刹那的に見えてしまって、かわいそうな気がします。こういう感覚自体が古いのでしょうか??


さて、今日のエントリはここまで。この先の質問8~10はなかなか手ごわい設問なので、思考を巡らせながら、回答したいと思います。

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