2009年6月10日 08:49
裁判員制度がいよいよ始まりました。それで、ふと思いました。「裁判員制度がアリなら、議員制度だってアリではないか?」。衆議院の定数の10%を国民の中から無作為に抽出して選んだ代表者に割り当てる、地方議会の定数の10%を住民の中から無作為に抽出して選んだ代表者に割り当てる、ざっと、こんな仕組みです。
議員の中からは「選挙で選ばれていない人に議会運営を任せられない」という声が出るかもしれません。意外に思われるかもしれませんが、民主主義の根本は「選挙」ではなく「くじ引き」です。三権分立論を確立したモンテスキューにしろ、人民主権を説いたルソーにしろ、「議員や統治者をくじ引きで選ぶこと」が民主主義の本質にかなうものだと説いています。そう、選挙だとは考えていなかったのです。
なぜ、今のような形になったのか、選挙で選ばれた人による多数決の議決が民主主義と見なされるようになったのか、詳細は「民主主義という錯覚」という本に譲ります。なかなか興味深いです。
仮にくじ引きで議会の一定議席を占めるとした場合、裁判員制度同様、どこまで関与してもらうかという議論は必要ですが、私は面白い取り組みになると思います。議会にも緊張感が走るでしょうし、いい影響の方が多いだろうと思います。
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