2009年1月25日 22:29
映画「感染列島」を観てきました。もちろん、日中は時間が取れませんので、21時半スタートのレイトショーで。
この映画、多くのみなさまにも是非、観て頂きたい映画です。未知の感染症(新型インフルエンザなど)が発症した場合、一体、どういうことが起こるのか、大体お分かり頂けると思います。治療の最前線に当たる医師や看護婦の命と安全をどう守るのか、それはただ単に倫理感だけで頑張って下さいと言えるほど、生易しいものではありません。
アメリカなどでは新型インフルエンザが発症した場合、その地域は隔離する方針を既に打ち出していますが、日本ではどう対応するのか。言葉にすると隔離と簡単になりますが、これは言ってみれば、その地域は犠牲にしてでも、被害をそこだけに留めることで最小限の被害に抑えるということです。本当にその現実が目の前に迫ってきた時に対応が取れるのか、今から相当考えておく必要があります。
あるいはトリアージ。傷病者の治療の緊急度を判定して、優先順位をつけるというのがトリアージです。言葉にすると簡単ですが、現実に起きるのは次のようなケースです。目の前に絶対助からない子供、あるいはお年寄りがいるとします。その隣に頑張れば助かるかもしれない大人がいる。どちらが助かる可能性が高いかを瞬時に判断し、このケースでは子供やお年寄りではなく、大人に手を差し伸べるのがトリアージ。映画では、もっと象徴的なシーンで描写されています。
今、議会でも、区の議員団会議でも新型インフルエンザ対策について議論と実際の対応策に乗り出しています。私もこれまで街頭演説で、あるいはホームページを通じて、あるいは市政レポートを通じて、市民のみなさまにも広報をしてきました。もちろん、これからも続けていきます。ただ、悲しいかな、文字による情報はなかなか伝わりにくい。その点、映像は見れば分かります。どれだけ言葉を尽くすよりも、映像を見れば、おおよそのことは理解できると思います。
映画のストーリーがどうだ、とか、演出がどうだ、とか文句を言い出せばキリがありません。しかし、前述したように、今危惧されている新型インフルエンザに対する理解を深めるという意味では、私は必見の映画だと思います。映画は公開されたばかりですから、最寄りの映画館でご覧になってみてはいかがですか?
コメントする